おすすめ度:80点 コンパクトながらも多層世界の設定と演出で魅了する良作
ベン・アフレック×ロバート・ロドリゲス監督のタッグが送る最新SFミステリーアクション、【ドミノ】鑑賞してきたぜ。
「冒頭5秒で、あなたは騙される」というキャッチーな予告。
そしてベン・アフレックのバットマンに憧れて筋トレを始めた俺としては、ベンのアクションとあっちゃワクワクせずにはいられない。
という感じで割と期待感高めで見に行ったのだが、しっかりと答えてくれる面白さだった。
94分と最近の映画にしてはコンパクトな上映時間なんだが、催眠術を駆使したミステリアスな世界が綺麗にまとまっていて非常に見応えがある。
それでは、今作ドミノ DOMINOについて前半はネタバレなしレビュー、後半ではネタバレありの感想を語っていくぞ。
未視聴の人は後半ネタバレ注意だ。
※注意1!エンドロールの後に1シーンあるから、見に行く人は本編だけで帰らないように!
※注意2!パンフレットもガッツリネタバレしてくるから見るのは鑑賞後にしておけ!
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映画ドミノ DOMINO あらすじ
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ースティン警察の刑事ダニー・ローク(ベン・アフレック)は、最愛のひとり娘ミニーを失った悲しみから立ち直れずにいる。
容疑者が逮捕されたにもかかわらず、彼は誘拐したことも、どこに連れて行ったのかもまるで思い出せないというのだ。
そんなある日、ロークと相棒ニックス(JD・パルド)は、特定の貸金庫を狙った強盗が計画されているという匿名の通報を受け、銀行に向かった。
隠れて監視するロークが目を付けたのは、銀行の外にいたひとりの怪しげな男(ウィリアム・フィクナー)。
その男が隣の見知らぬ女性に話しかけると、女性は突然奇怪な行動を取り始める。
そんな様子を見たロークは急いで貸金庫に駆けつけ、男より先に到着。
目的の金庫を開けると、中に入っていたのはなんとミニーの写真だった。
写真には、「レヴ・デルレインを見つけろ」と書かれている。
ロークはふたりの警官を伴って屋上まで男を追い詰めるも、警官は突然暗示をかけられたようになってお互いを撃ち殺し、男は屋上から飛び降りた。
すぐに見下ろしたが、地面に男の姿はない。いったい、何が起こったのか。
この出来事がミニーの失踪に関係していると信じるロークは、匿名の通報者の居場所をたどりあてる。
そこにはダイアナ・クルス(アリシー・ブラガ)という名の占い師がいた。
人の心を操る能力を持つ彼女は、男の正体を教えてくれる。彼とクルスはかつて同じ秘密組織に所属していたというのだ。
そこにミニーはどうつながるのか。次々に危険が降りかかる中で、ロークはその答を探そうとする。
映画ドミノ DOMINO 作品情報
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原題:HYPNOTIC
日本公開日:2023年10月27日
上映時間:94分
監督:ロバート・ロドリゲス
脚本:ロバート・ロドリゲス/マックス・ボレンスタイン
映画ドミノ DOMINO キャスト情報
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ダニー・ローク/ベン・アフレック
かっこいい。
友人マット・デイモンと共同で脚本を書いた【グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち】でブレイク。
その後も【アルマゲドン】、【パールハーバー】とヒット作に出演しキャリアを重ねる。
【ザ・タウン】や【アルゴ】等の作品で俳優だけじゃなく監督としても成功しているぞ。
最もマッシブで力強い、歴代最高のバットマン俳優だと思っている。
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ダイアナ・クルーズ/アリシー・ブラガ
ブラジル出身の女優さん。母のアンナ・ブラガ、叔母のソニア・ブラガも女優。
【アイ・アム・レジェンド】にてハリウッドデビューを果たす。
ロドリゲス監督とは【プレデターズ】以来の2度目のタッグ。
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デルレーン/ウィリアム・フィクナー
【アルマゲドン】ウィリアム・シャープ大佐役や、ドラマ【プリズン・ブレイク】アレクサンダー・マホーン役で人気に火が付いた名脇役俳優。
ベン・アフレックとは上記の【アルマゲドン】で一緒に地球を救った仲(本人談)。
一癖ある役を演じるのが好きだというウィリアム。
彼が今回演じるデルレーンは非常に存在感がある魅力的なキャラクターに仕上がっている。
映画ドミノ DOMINO ネタバレなしレビュー
おすすめ度:80点 コンパクトながら設定と演出で魅了する良作
本作の魅力1:コンパクトながらにまとまったストーリー
冒頭でも話したが94分という短さの中に見応えがギッシリ詰まった映画となっている。
B級脳筋映画をブチかましてきたロドリゲス監督だが、今作はどこかクリストファー・ノーラン映画を彷彿とさせる複雑でミステリアスな世界観が特徴。
予告で謳いまくっている「どんでん返し」も見もので、我々観客も常に騙されているんじゃないかと疑いながら鑑賞することになる。
ちょっと頭を使いながら見るタイプの映画なんだが、それでいて94分という尺の短さが絶妙な塩梅でマッチしてくどさを感じさせない。
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近年あまり見ない、お手軽に楽しめるSFスリラーとなっている。
本作の魅力2:キャスト陣の名演
まずは主人公ダニー・ロークを演じるベン・アフレック。
胸板と肩幅お化け。
【バットマンVSスーパーマン】でのブルース、ウェインや【ザ・コンサルタント】のクリスチャンなどもそうだが、どこか影のある役がバチクソにはまっていてかっこいい。
今作のロークもはじめは多くを語られず、冒頭から精神科医にいたりと謎が多い主人公。
ベンならではの無骨な雰囲気がぴったりはまったキャスティングだった。
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ザ・コンサルタント
ベン・アフレック演じる天才的な頭脳を持つ会計コンサルタント。その裏の顔は凄腕の殺し屋だった!
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そしてメインヴィラン:デルレーンを演じるウィリアム・フィクナー。
絶対に捕まらない男として登場して終始ダニーの敵として立ちふさがるのだが、その存在感が凄い。
不気味なポーカーフェイス。
それでいて静かな野心と冷酷さを感じさせるその佇まい。
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ベンと並んで最高のキャスティングだ。
本作の不満点1:アクション、エフェクトが地味
SF混じりな設定の割にアクションやエフェクトは控えめ。
予告で流れているような列車と線路が無限に続いたり、というようなシーンはあまりなかったりする。
ストーリー自体は面白いのだが、もう少し過激なスパイスも欲しかったところ。
本作の不満点2:色々設定が雑
結構何を語ってもネタバレになりそうなので控えるが、色々と設定の雑さが目立った。
ちょこちょこ「何で?」という部分があるが、94分という尺を考えるとしっかりまとまっている方だとは思う。
映画ドミノ DOMINO ネタバレなしレビューまとめ
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おすすめ度:80点 コンパクトながら設定と演出で魅了する良作
本作の魅力1:コンパクトながらにまとまったストーリー
本作の魅力2:キャスト陣の名演
本作の不満点1:アクション、エフェクトは地味
本作の不満点2:ラストの結びが蛇足気味
先述のとおりアクション、エフェクトの地味さや設定の雑さはあるものの、短い尺の中に
見どころがギッシリ詰まった良作。
終始ドキドキしながら見進めることが出来、気づけばあっという間に見終わってしまう。
最近頻尿映画マニアには厳しすぎる3時間映画とかがざらにある中、こういうコンパクトでしっかり面白い作品は貴重だ。
それではここからネタバレありで感想を語っていく
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※以下ネタバレ注意
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※以下ネタバレ注意
映画ドミノ DOMINO ネタバレありぶっちゃけ感想
それではここからガッツリネタバレありで細部を語っていくぞ。
冒頭
物語の舞台はオースティン。
ロドリゲス監督の母校もあるホームタウンだ。
監督はほとんどの作品をこのオースティンで製作しているそうだが、今作は物語の舞台もオースティンである。
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カウンセリングを受けるローク。
回想シーンから娘が誘拐され、見つかっていない状態だということが分かる。
同僚の刑事、ニックスが迎えに来て仕事に戻るダニー。
車に乗る際にロークはゴキブリを踏んでしまい、足は拭いたか?とニックスにからかわれる。
何気ないシーンに思えるが…。
怪しい男
匿名通報を受け、銀行強盗を阻止すべく怪しい男の見張りにつくローク達。
男は女性に接触すると「今日は暑い」と話しかける。
すると女性は暑い、暑いと繰り返しながら服を脱いで噴水の方へ歩き出す。
ローク達が気を取られている隙に男は銀行の方へ。
巻くための隙づくりなんだろうけどなぜ脱がした。
見たかったのか。
ロークは先回りし銀行の貸金庫へ。
そこには娘ミニーの写真と、レヴ・デルレーンを見つけろというメッセージが。
娘と今回の事件。
関係ないはずの2つの事件が交わり緊張感が増す。
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操られた?警備員たちを躱してロークは男を屋上に追い詰める。
しかし仲間のはずの同僚の警官たち二人はお互いを撃ち合って死亡。
そうしている間に男は屋上から飛び降り、姿を消してしまう。
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ウィリアム・フィクナー演じる謎の男の得体の知れなさが凄い。
占い師:ダイアナ
捜査を進めるロークは占い師:ダイアナに辿り着く。
謎の男の名はデルレーンで、【機関】で開発されたヒプノティックという強力な催眠術を使うのだという。
そしてダイアナもかつて彼に師事していたヒプノティックの使い手だった。
この映画の原題【HYPNOTIC】はまさにこの催眠術能力のこと。
個人的にはHYPNOTICのままでいいんじゃないかと思うが、日本での単語の分かりやすさとかを考えてドミノにしたのか。
ヒプノティック。
いまいち日本では浸透していない単語だが古からモンハンやってた人ならアイツを思い出すんじゃなかろうか。
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デルレーンに追われることになったロークとダイアナ。
警察署に逃げ込んで事情聴取を続けるが、デルレーンに操られたニックスが二人を襲撃。
こうなっては手遅れとニックスはダイアナに銃殺される。
ヒプノティック、そして使い手デルレーンの恐ろしさが伝わるシーンだ。
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メキシコへ
ニックス殺害容疑で指名手配されたロークとダイアナ。
ダイアナのかつての師、ジェレマイアに会いにメキシコへ向かう。
この時カフェで通報しようとした警官にヒプノティックを使い逆に利用するのだが、まるでスターウォーズのフォースのような演出だったな。
あの手をひらひらさせるやつね。
ジェレマイアからデルレーンと、彼のヒプノティック能力者支配のための計画「ドミノ計画」について聞かされるローク達。
しかしこの接触もデルレーンの想定内。
いつからかジェレマイアはデルレーンに入れ替わっていて、刺客を使って追い詰めようとする。
逃げる道中で地面が歪み、建物が移動したりとデルレーンが能力をフル活用してきて、ようやく画面がSFチックになってくる。
![](https://www.otoko-movieblog.com/wp-content/uploads/2023/11/メキシコバイク-1024x471.jpg)
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ここでロークがなぜかヒプノティック能力を発動してデルレーン達を退ける。。
なぜロークがヒプノティックを使えたのか?
真実を探るべく天才ハッカー、リバーの隠れ家へ向かうローク達。
リバーの隠れ家、そして真実へ
イカついリバーの隠れ家。
なにやらチューブ?が張り巡らされ何かと思えば自家製のマウンテンデュー製造機らしいw
自家製マウンテンデュー飲んでみてえなw
リバーはネットワークを駆使して真実を見つけ出す。
・ロークの妻ビビアンが機関の人間だったということ。
・ダイアナの別名がビビアンだということ(ダイアナ=ロークの妻)
・娘ミニーことドミニクが、ドミノと呼ばれる最強レベルの能力者であること
混乱するロークにダイアナは「あなたが娘を誘拐した」のだと言い放ち、その時ロークは全ての記憶を取り戻す。
一気に世界の真相が見えてくる。
ドミノってドミニク(=娘ミニー)のことだったのか。
機関の研究施設
ミニーを連れ去ったのはロークの方だった。
ヒプノティック能力者を両親に持つミニーを利用しようとする機関から守ろうと、誰にも分からない場所に匿ったのだ。
ロークが記憶を取り戻した瞬間、リバーの倉庫は真っ白な何もないスペースに変わる。
今までの話はロークが機関によって見せられていた幻覚だった。
ヒプノティックに耐性があるロークに対し、街を模した施設を使って偽の記憶や視覚を与え、ミニーの居場所を突き止めようとしていたのだ。
という今作一番の「どんでん返し」。
衝撃的だ。
そこにはデルレーン、ダイアナだけでなくニックスやリバーなどこれまで登場した人物の姿も。
おめーら全員機関の職員かよ。
全員ル●ン三世みたいな赤いジャケット着てる。
ダイアナ、ニックス、リバーは着ているシャツやタイの色が違うから恐らく他のメンバーより偉い立場なんだろう。
機関は今回を入れて今まで12回の実験に失敗してきたのだそう。
そしてロークの身体負担を無視してすぐに13回目の実験が始まる。
13回目の実験
精神科医のセラピー、迎えに来るニックスと今までの流れが繰り返される。
今まで通りのリアルな架空世界の映像と、ハリボテを使って模倣している現実世界の映像が交互に繰り返される。
ロークがゴキブリを踏むシーンもシナリオに入っているという徹底ぶり。
ニックスの車は実際には小さなカート。
銀行だと思っていたものは「銀行」と書かれたハリボテ。
今作最高の面白ポイント。
今までこうやってたんだよと真実を映す解説映像。
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ここめちゃめちゃゾクゾクするぜ。
今まで同様ロークは怪しい男を追って銀行へ飛び出す。
しかしここからが今回は違う。
ロークはそのまま車を奪って研究所から逃走を果たした。
13回目の催眠にかかったフリをしていたのだ。
アツい展開。
ロークが残したメモから
レヴ・デルレーン(Lev Dellrayne)は人名ではなく、ディアバレー・レーン(Dear Valley Lane)という地名のアナグラムだという事が判明。
じゃああの怪しいおっさんの名前何なんだよ。
(ちなみに最後まで不明)
ロークはディアバレーに牧場を持つ育ての親、エベレット夫妻のもとにミニーを預けていたのだ。
機関はすぐに追跡を開始する。
エベレット夫妻の牧場:最終決戦
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ロークは家中に並んだドミノを倒し、その先にいたミニーと4年ぶりに再会を果たす。
再会の喜びもつかの間、すぐにデルレーン(他に呼び方がないのでデルレーンと仮称する)、ダイアナ含む機関が総出で追いついてきた。
ショットガン武装したやたら勇ましいエベレット老夫婦&ローク親子
VS
機関
壮絶な戦いが今始まる。
エベレット夫妻が撃たれる中、ミニーは母ダイアナの催眠を解く。
機関側に回ったと思われていたダイアナだが、実は機関を欺くためにあえて記憶をリセットしていたのだ。
そしてミニーは機関のメンバーが同士討ちをするように仕向ける。
気づいた時には遅し、デルレーン含む機関のメンバーは全滅していた。
そして牧場と思っていた場所はミニーが見せていた幻覚で実は海岸だった。
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ミニークッソ強い。
流石機関が執着していた最強の能力者だ。
そしてミニー役の子役:ハラ・フィンリーの目力が迫力あってかっこいい。
機関を壊滅させて一件落着。
記憶を取り戻した親子3人はヘリコプターで飛び立っていく。
本編終わり。
と思ったらエンドロール後にマーベル映画のように1シーン。
死んだと思われていたデルレーンだが、なんとエベレット氏にすり替わって生き延びていたのだ。
で全シーン終わり。
いる?
このシーン。
機関倒して終わりでよくないか?
続編を作りたいのか?
最近多いエンドロール後の1シーンを入れることでB級感を消したかったのか?
など色々理由は考えられるが、個人的には蛇足だと思ったな。
全編通して面白かっただけにここは残念なポイント。
映画ドミノ DOMINO ネタバレあり ぶっちゃけ感想まとめ
というわけで映画ドミノ DOMINO ネタバレありでの感想を語ってきたが如何だっただろうか。
ネタバレなしの部分で話した設定の雑さは
・ミニーの強さとかロークの能力耐性について理由が語られていない
・↑ミニーの強さの理由がヒプノティックの娘ってだけなら、ローク尋問するよりほかのヒプノティック達に子供作らせて量産すればよくね?
・ロークの記憶を引き出すにしても何でまどろっこしいハリボテ使った実験なのか
とかは気になるところ。
まあ今作はコロナで延期が繰り返された結果、予算も製作期間も非常にタイトになってしまったという。
94分という短い尺と短期間製作、低予算ということを考えると十分すぎるほどまとまっているように思う。
見ている最中は上記の疑問も大して気にならないくらいサクサク進んでストーリーに集中出来たしな。
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ロドリゲス監督が20年間構想し続けてきたという本作。
コンパクトでとっつきやすく、かつドキドキ感も味わえて面白い良作アクションだった。
ラストも今作単品で見ると蛇足だが、続編が出るなら是非見に行きたいと思う。
こいつもおすすめだ!
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アルゴ
ベン・アフレック監督が実話にもとづき描いた緊張感あふれるサスペンス。
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